たべたらねむる

淡々と立ち直りたい

婦人科の門をくぐる

結婚しなければ婦人科には行かなかったし、妊娠に向けての動きが遅れていたと思う。

 

結婚するにあたり、私は医者通いをしていた。と言っても歯科と内科の健診程度だが、折角結婚するからには夫婦揃って健康な生活を送り、旅行も美食もしたい。

内科でフェリチン不足を指摘され、長年の疲れやすさの謎が解けた事もあり、その勢いで職場近くに開業したばかりの婦人科を予約した。新設=綺麗というイメージ、ウェブサイトが充実していたこと、そこから予約できたことでかなり気楽に動けたが、やはり他人様に下半身を晒すというのは抵抗がある。

そもそも結婚相手の前に恋人はなく、その将来の夫とも完全には致しておらず、子宮頸癌や性感染症のリスクが天保山より低かった。ブライダルチェックなる診察プランは費用が万単位なので、経験なしである事を白状し、相応の検査にとどめてもらう。永久脱毛へ半端に通った(ミュゼの予約の取り辛さに切れた)ために疎らな臑毛を剃り、スカートで挑んだが、あっさり経腹エコーとなった。

「塊状の経血や、重さに拘らず生理痛がある時点でおかしい」とよくTwitter等で見掛けていたのもありド緊張していたが、それも杞憂で状態も良好だそう。にしても、毎度「これが子宮ね」とか「内膜の厚さは十分ですね」とか言われるのを理解出来た試しがない。 

 かくして結果はプロラクチンが30弱とやや高め。3ヶ月後も大した変動が見られず脳腫瘍の可能性はなくなり、「子供が欲しくなったらまた来てみて」という着地となったのであった。

この時点で私の感想は「まじか…うーんでもまあ来年考えよう」である。

 

海外はどうか知らないけれど、日本は婦人科受診の壁は高いのに、生殖器官への関心は本当に薄いと思う。年に12回前後も生理があるのに、生理痛はあるものだ、我慢できる痛さだから、と受け入れてしまう。

もし年に12回前後も定期的に微熱が出たら、確実に内科へ走るわ。

今がどうか知らないけれど、保健体育の授業なんて「おもひでぽろぽろ」から全く変わってないのではないか。バナナが果物の王様だった頃から何一つ!今がどうか知らないけれど!

 

取らぬ狸の何とやらだが、今後無事に妊娠出産できて、その子が女の子だったら、毛糸パンツを履いて自分を大事にして欲しいし、歯科気分で婦人科に行って欲しい。男の子でも、下半身で物を考えるろくでなしにはなってくれるなよと思う。

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